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【パーキンソンの法則】
1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。
役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの
具体的には、
- 第1法則
- 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- 第2法則
- 支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
の二つからなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
要は「人は時間やお金に余裕があれば、あるだけ全てを使ってしまう」ということです。
この2つはビジネスや会社組織にも当てはまります。
【パーキンソンの法則】を理解し活用することで、仕事の生産性を上げることができます。
生産性が上がれば、働く時間も短くて済み、収入も上がります。
今回は【パーキンソンの法則】を解説します。
ランチェスター戦略をビジネスに応用し強者と弱者の戦い方を知る | ネコノテ主人の資本工場
ランチェスター戦略は戦争時に用いられた軍事理論。ビジネス戦略にも広く応用される。第一法則は弱者(2位以下の企業全て)の戦略。第二法則は強者(シェア1位の企業)のための法則。マーケットシェア理論の具体的な戦略を紹介。市場の強者と弱者において戦略を知り、弱者は弱者ならではの戦略で戦うことが大切。
この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴4年ほど。
現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、アパート経営、築古戸建再生事業、サロン事業を経営しています。
本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。
あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。
第1法則=仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
これは、1時間で終わる仕事に2時間の猶予を与えると、結局終わるまでに2時間かかってしまうということです。
会社の周りにいませんか?
そんなに仕事量がないのに、いつも忙しそうにしている人が。
私は、19時には帰社するのですが、会社は残業代がでるので、みんな21時まで仕事をしています。
まさに21時まで余裕があるので、それに合わせた仕事の時間配分となり忙しそうに仕事をしています。
また、「夏休みの宿題」も後半に慌てて終わらせた経験はないですか?
私も慌ててやるか、あきらめて先生に怒られていました。(笑)
なぜこのような状態に陥るのかというと
ことが原因だと思われます。
この第1法則にとらわれると、作業量に関係なく、常に余裕がなくなります。
仕事のプレゼン資料を作成するのに最低4日かかるとします。
その時に「1週間の期限」と「4日の期限」があった場合
実際1週間あったからといって、4日で作成した内容と大して差はありません。
私もTwitterのフォロワーが、ありがたいことに3週間で2000人になりました。
年内に5000人を目標としています。(まず難しいですが・・)
これを期間を先にして集めていたのでは集まらなかったと思います。
【無駄に期間を延ばすことに意味はない】ことを理解しましょう。
では具体的な対策としては
時間に余裕があるときは、自分で締め切り日時を明確にしましょう。
一日の作業量を明確にし、締め切りを設定することで生産性は向上します。
経験が少ない場合に短く設定すると品質が低下する恐れがあるのでご注意ください。
一つの大きな仕事だと余裕ができてしまうため、その仕事を細分化して、「いつやるのか」とそれぞれに締め切り日時を明確にするのも有効です。
「いつ」「何を」やるのかが明確であれば、生産性は向上します。
人員を削減することで、余った分の仕事量の負担が増えますが、余裕がなくなり生産性は向上します。
リスクもありますが、惰性で仕事をしている場合もあるので効果は期待できます。
特に「働き方改革」では、残業時間の制約もかかるので、このような無駄な時間を削減することが大切です。
今後「働き方改革」によって会社の負担ばかりが増えています。
会社も社員を守れないので、必然的に45歳以上のリストラなどが実施されると思います。
副業などを考えている場合、期間を決めて収入の柱を増やすことを検討することが重要です。
第2法則=支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
これは、給料が増えたはずなのに、なぜか毎月の支出も増え貯金ができないということです。
例えば、手取り20万円で生活していた方が、出世して25万円になったのに、なぜかまったく貯金ができないのです。
増えた分だけ自然と使ってしまう。
これはその人の金遣いが荒いというわけではなく、心理学の話なので誰でもやってしまう可能性はあります。
実際、あなたは毎月決まった分の貯金ができていますか?
せっかく副業で稼いでも、使っていませんか?
年収400万円から年収700万円に上がれば、年300万円ためれるかというと無理です。
多くは住宅ローン、車ローン、子供の学費、保険など固定費があがります。
そして、洋服やアクセサリーまたは外食など生活水準も上がってしまうのです。
人間には【欲】がありますから、注意ください。
ちなみに老後破産が多い世帯は年収700万円だといわれます。
年収が少ない世帯は上手く生活ができるのに対し、やはり生活水準や固定費などに圧迫される世帯が多いことがデータに現れています。
では具体的な対策としては
人はお金を持つから、使ってしまいます。
なら多めのお金を所持しないことで、無駄な出費が防げます。
世のお父さん方の毎月のお小遣いなんかは、一カ月を乗り切るために色々考えて節約しますよね。
また、給料から事前に「天引き」しておくのも効果的です。
用途によって口座を使い分けるのも有効です。
会社の給料が口座に振り込まれたら、プライベート口座に移して生活するのが有効です。
ゴールを明確にして貯めることで継続性が生まれ効果的です。
使途不明な支出があるとお金は貯まりません。
帳簿をつけて支出内容を明確にし、無駄な支出を可視化することが効果的です。
アイデアの量は、目標を達成させるために与えられた空白をすべて満たすまで膨張する
【パーキンソンの法則】を利用することで、ビジネスの利益を上げることができます。
ということは、【パーキンソンの法則】にとらわれなければ、時間とお金に余裕が持てる。
逆に言えば人件費と経費を抑えるようになります。
自分の中で「細かい締め切り」を設ける
・午前中にこの作業まで終わらせるように段取る
・10分でメールの確認や返信を終わらせる
やることや期限を明確に決めて取り組みましょう。
人件費と経費を抑えることができれば、今より安いコストで商品が作れます。
つまり利益率が上がります。
完璧ではなくても、とりあえず完成させる
完璧に仕上げようとすると時間がかかります。
そのため工期を一カ月として長くしてしまっては、効果がありません。
まずは、骨組みでもいいので、一週間で終わらせるという意識が重要です。
一週間で素案を作って、それから修正や加筆をするほうが、完成させるまでの生産性が高くなります。
「まずは完成させる」ことが大切です。
以上のように【パーキンソンの法則】とは多くの人が無意識に行動してしまいます。
1時間で「5」できる人と、1時間で「10」できる人では、人生の進むスピードは2倍違いますからね。
また脳には「空白の原理」といわれるものがあり、空白があると埋めたくなるという心理現象です。
ビジネスで成功する人は必ず高い目標を掲げます。
高い目標を設定することで、現実との間に「空白」生まれ、その「空白」を埋めようと、行動するようになるのです。
アイデアの量は、目標を達成させるために与えられた空白をすべて満たすまで膨張する
人生を充実したものとするため、この機会に、活用方法を考え生産性を高めましょう。
《祝50記事》【レバレッジ】とはテコの原理。職種においてリスク・リターンを知る | ネコノテ主人の資本工場
《祝50記事》【レバレッジ】とはテコの原理です。資本を拡大させるには重要です。近年では【レバレッジ】は様々な分野で活用されています。私も数多くの経験をしてきたので、【レバレッジ】をかけるリスク・リターンを紹介します。
それではGlory Days!