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【悲劇】鳥の巣(ムクドリとスズメ)を撤去!!巣立ったのを確認した後の撤去現場は戦場と化した話

悪ガキ
家に鳥の巣作られた~!撤去していいの?

むやみに撤去すると「鳥獣保護法」に違反してしまうかもしれないから、注意しよう
主人

皆さんも家に鳥の巣を作られた経験はありませんか?

私の実家に昨年から鳥が軒裏で何か騒いでいるなとは気になっていたのですが、外観上は巣を作っている気配はないのでほっておきました。

しかし、これが「悲劇」の始まりでした!!

なんと外ではなく、軒裏の中に巣を作っていたのです!!!

しかも、ムクドリとスズメの巣を同時に作られていたのです!

「まずい!このままでは家がダニまみれになってしまう・・」

との恐れから、撤去することを決意しました!

自己流ですが、その時の失敗の経験もふまえ撤去の方法を解説します。

撤去にあたっては法律などもありますので、下記の注意事項は必ず守るようにしてください。

1.鳥の巣は巣立ったのを確認してから撤去する。

2.雛や卵がある状態で撤去すると鳥獣保護法に違反する場合がある

3.鳥の巣の撤去前に総合害虫駆除剤を十分散布する。

4.撤去する際には完全防備を心掛ける。

ほぼ根性論ですが、笑ってやってください。

主人
この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴5年ほど。
現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、不動産事業、リラクゼーションサロン事業を経営しています。
本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。
あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。

第一ラウンド!ムクドリの巣を確認・撤去作業開始

話は妻からそろそろ巣を撤去してほしいとの相談から始まりました。

季節は秋。

休日は築古戸建てを購入して、その再生に向けてDIY作業をしていたので、後回しにしていたのですが、気候も涼しくなり、一度現状を見てみることにしました。

まずはムクドリがいたと思われる場所を確認します。

その時の防護が

・頭にタオル

・保護メガネ(100均)

・マスク(風邪対策用)※できれば防塵マスクの方がよい

・使い古しの作業着

・軍手

です。

軒裏に行ってみてると、、

軒裏から草のようなものが垂れさがっていました・・・

んっ・・・・・

とりあえず軒裏の板をハンマーで叩いて破壊してみると・・・

_人人人人人人人人人人人_
> ぎゃーーーーー!? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^

想像以上のデカさ・・・

カラスでもいるの・・・

というくらいのデカさです・・・

とりあえずダニの殺菌をしないといけないと思い、ダニアーススプレーを放射しまくります!!

スプレーしている最中も鳥肌ものです。

ムクドリの巣がこれほどとは思わず、心が折れかけ業者依頼しようかと思いましたが、意を決して撤去作業を開始します。

火ばさみを使い、少しずつ取り除きます。

結構出てきます・・・

どっからこれだけの草を持ってきたのか!!

不法侵入も甚だしいです!

もう草やら、、糞やら、、ダニやら分からないものが飛び出してきました・・・

残りの巣がないか軒裏にホウキを突っ込んで、くまなく掃除しました。

ダニアーススプレーをその後も噴射して第一ラウンドは終了です。

第二ラウンド!スズメの巣を確認・撤去作業開始

次はスズメの巣を確認しました。

小さな隙間なので一見気付かないのですが、妻が出入りしているのを確認していました。

たしかに糞のような跡が見られます・・・

そして覗き込むと・・・

たしかにありました。

もう勘弁してほしいです・・・

こちらも外壁の鉄板を固定している釘を抜き、オープン!!

さっきのムクドリの巣を見ているだけにこの程度では物足りなさを感じます。

ダニアーススプレーを放射して、撤去作業に取り掛かります。

こちらはすぐに終わりました。

第三ラウンド!軒裏に総合害虫駆除剤を配置してダニを一網打尽作戦決行!!

今回は軒裏なので火災に配慮して水タイプのアースレッドWを配置しました。

注)実際には、アースレッドWを巻いてから、巣を撤去したかったのですが、あまりの巣の大きさと置くスペースが無かったため、ムクドリ側はスプレー散布のあとに、撤去しました。

使用方法は簡単です。

1.透明プラスチック容器の黒いラインまで水をいれる

2.袋から本体を取り出して、容器に入れるだけ

今回は軒裏に置くので、外した板を取り付けて、なるべく隙間を無くし、素早く置きました。

注)容器に入れるとすぐに化学反応で容器が熱くなりますので、火傷などにはご注意ください。

ここで失敗しました

初めての利用のため、

1.煙の噴出量を甘く見ていた

2.煙が出たのを確認してから、隙間をビニールで塞ごうとしたため、

煙が軒裏のスペースに入るのではなく、すべて外気に放出されてしまい、ビニールで塞ぐ時には、大量の煙を顔に受けながらの作業になってしまいました。(´;ω;`)ウゥゥ

マスクと防護メガネはしていましたが、最初の1分間にかなりの煙が大量放出されるとのことなので、もっと隙間を塞いでから配置するべきでした!!

噴射後、2時間そのまま放置し、その後アースレッドを撤去しました。

最後に木材で蓋をして完了です。

木材の部分は今度ペンキで塗装したいと思います。

撤去後の衣類などは感染症予防のため処分するか、他の洗濯物とは別に洗うようにしましょう。

そして殺菌作用のあるワイドハイターなどは必ず入れて洗濯しましょう!

鳥の巣はまさにダニの温床である。鳥が巣立ったのを確認してから必ず撤去することが大切!!

室内側は鳥の巣の撤去前からダニ被害は無く、撤去後も今のところダニの被害はありません。

今回改めて鳥の巣特にムクドリの巣は凄まじいものがありました。

やはり巣をそのままにして糞やダニの温床にしておくと、

・アレルギーなどの感染症

・糞などによる建物の腐食や劣化

の原因になります。

鳴き声などによる騒音も迷惑です。

小さい子供がいるので、そのあたりは気を付けていきたいと思います。

ただし、一点注意事項として

鳥獣保護法

にはご注意ください。

要は、鳥獣を保護殺傷したり、卵の採取や損傷をしてはいけないと決められています。

この法律を破ると100万円以下の罰金、もしくは1年以下の懲役が科されることがあります。

たとえ自分の家の敷地内であっても、違反してしまう可能性があるということです。

雛や卵がない状態で巣を撤去することは可能ですが、万一雛や卵がある状態で、生活に支障がきたすため撤去しないといけない場合には、お住いの市町村に相談の上、許可をとるようにしてください。

今回の反省を生かし、今後は巣を作られない対策をすることが大切と思いました。

皆さんもくれぐれもご注意ください。

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