日常よく使うダイニングテーブル。
高いお金を出して買ったのに表面の塗膜(コーティング)が剥げてしまうと、一気に劣化してしまいます。
脚や天板自体は傷んでいないのに、シミや塗膜の剥げなど見た目が悪い・・
しょうがないから諦めて買い替えるのは「ちょっと待って!!」
表面だけの劣化なら、塗装の【DIY】で十分直せますよ!!
ちなみにDIYの手順はシンプルです。
1.既存の塗膜は剥がす
2.表面を研磨する
3.塗装(3~4回繰り返す)をする
高いお金を出して買い替えるより、安価なDIYを是非、実践してみてください!
現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、不動産事業、エステサロン事業を経営しています。
本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。
あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。
既存テーブルの塗膜を剥がそう
既存塗膜の除去と研磨に必要な道具は下記になります。
①仕上げサンダ(電動ヤスリ)
既存の塗膜を剥がして研磨するのは手でヤスリを使ってコツコツやることも可能ですが
途方もない「体力」と「時間」がかかります。
ぶっちゃけ私も手で挑戦しましたが、早々に諦めました💦
ここはケチらずパワーのある工具を利用するほうが無難です。
②紙ヤスリ(サンディングペーパー)
電動工具専用の紙ヤスリです。
【ポイント】
塗膜を剥がすなら「#120」
最後に表面の研磨なら「#240」
でやるのがよいです。
机一枚を除去・研磨するのに、それぞれ6枚程度は必要になります。
工具は押えてつけて振動で削るだけですが、かなりの体力を消耗します・・・
そして、粉塵がすごいので必ず外の風通しのよい場所で作業しましょう!
仕上げの「#240」で削ったあと、手で触って滑らかな感触になれば完成です。
テーブルの塗料は水性ウレタンニスがベスト
削り終わればあとは塗装作業です。
①万能ハケ
これはぶっちゃけ「100均」にあるハケでも十分です。
幅は10cmくらいが塗りやすくてよいです。
【ポイント】
塗る前にヤスリの上でハケを軽くこすって、無駄な「毛」を落とすようにしましょう。
②養生シート
汚れたり塗れたりしては困るところをしっかり養生しましょう。
床も塗膜が落ちるので注意してください。
③水性ウレタンニス
油性は処理も大変だし塗りにくいので、水性のウレタンニスがベスト。
これを塗装後に4時間程度間隔をあけながら、3回塗ると綺麗に着色できます。
ただし、熱には弱いのでこの上に保護塗膜を塗りましょう。
【ポイント】
塗装が固まると膜を張るので
ハケで塗装中に「毛」がついたら乾く前に取り除くようにしましょう。
そのまま硬化してしまいます。
④水性高耐久2液ウレタンニス
最大耐熱温度が100℃のため、塗膜としては有効です。
いきなりこれで仕上げることもできますが、今回は下地に水性ウレタンニスを塗装し
仕上げに2液ウレタンニス(クリアー)を塗装しました。
【ポイント】
重ね塗りをする際に下塗りが乾いたら(12時間以上は間隔を開ける)
紙ヤスリ(#320)で表面を軽くこすると下地が綺麗に仕上がります。
テーブルをDIYで塗装するのは簡単
仕上げサンダの工具金額はピンキリですが
塗装だけであれば5千円以下で簡単にできます。
膜がはがれてきたら、早い段階で塗装してメンテナンスをすることで
家具も長持ちします。
今回塗装して、どのくらい持つかはこれから使いながら確認・報告していきますが、
クリアの塗膜がはがれてきた場合などはこまめに塗装するなど対処することで長持ちすると思います。
みなさんも表面だけの劣化であれば十分DIYは可能なので一度お試しください。
【合わせて読みたい】
>>和室から洋室へのDIYはいくら?①和室の改修費・DIY材料費を計算しよう
和室から洋室へのDIYはいくら?①和室の改修費・DIY材料費を計算しよう | ネコノテ主人の資本工場
築古戸建再生での登竜門となるのが古い和室をどうするか?畳を再利用するか?それとも撤去して洋室化するか?今回は①和室の改修を業者に依頼した場合の金額と6畳の和室をDIYするため畳の撤去費・床下地組及び仕上げ材の材料費を計算しよう