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【ピグマリオン効果】期待をかけて社員のモチベーションを上げると無料で業績も上がる

毎日のお勤めお疲れ様です。

【ピグマリオン効果=【期待効果】

アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが発表しました。

教育心理学における心理的行動の1つ

教師の期待によって学習者の成績が向上すること

ちなみに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることは

【ゴーレム効果】といいます。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「人は期待された通りの結果を出す傾向にある」という心理行動です。

人に期待されるほど、意欲が引き出されるというわけです。

子供がいる方は、家で是非ためしてみてください。

と言いながら私は、まだ怒ってしまうことがあるので、勉強中です💦

実践に勝る経験はありません!

では、この【ピグマリオン効果】をビジネスで活かすにはどうすればいいか?

ポイントは3つあると思います。

①部下の能力に応じて達成可能な課題
②「目標達成できる」と期待をかける
③褒めることでモチベーションを保つ

今回は会社を経営している方や、上司の方などにも向けて解説します。

この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴4年ほど。

現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、アパート経営、築古戸建再生事業、サロン事業を経営しています。

本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。

あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。

部下の能力に応じて達成可能な課題を与える

まずは、部下を信じることが大切です。

そして、過保護にフォローするのでは、口先だけの期待だと部下も気付きます。

任せるべきは任せ、細かいところまでは指示せずに、こちらは大きく構えましょう。

「あとの責任は私がとる!」くらいの姿勢が大切です。

もちろん、経験もないのに、部下にいきなり大きな仕事を与えるのは逆効果です。

どんなに褒めたところで、不安の方が強く諦めてしまいます。(逆の立場で考えましょう)

中には、ビッグチャンスを任されることに、喜びを感じる部下もいるので、その人の性格を見極めることが重要です。

結果が達成できなければ、【ピグマリオン効果】の意味がありません。

まずは、小さな成功体験を経験させることが大切です。

成功した経験は喜びになり、また次のハードルを越えるモチベーションになります。

「目標達成できる」と期待をかける

そして、必ず言葉で伝えましょう。

「あなただからこそ、この目標が達成できると思う」

とまずは、伝えることが重要です。

できるだけ具体的に説明するほうが効果が高いです。

ただ、仕事を任すのでは、上司が楽をしたいからではと勘違いされてしまうことがあります。

そして部下が、自信がなさそうなそぶりをみせたら、自分の新人時代との比較を話し、いかに部下が優秀な存在であるかを伝えることが大切です。

暖かい視線を送っているだけでは、多少の効果はあるかもしれませんがダメです。

やはり、褒める言葉をちゃんと声にだして伝えることが重要です。

 

 

褒めることでモチベーションを保つが過剰はダメ

そもそも、やる気のない社員やモチベーションが低い社員ばかりの会社に、未来はないですよね。

仕事をやりぬく中で上司に褒められるとモチベーションがあがります。

これは誰しも経験があると思います。

また、「やればできる」と声をかけられることは、「頑張れ」とは意味が違います。

✅ここが優れている

など長所をみつけ、ポイントごとに褒めることで、モチベーションを持続させることができます。

【注意事項】

やってはいけないこととしては「過剰な期待をかけすぎない」ことです。

部下がつぶれてしまっては、元も子もありません。

よく上場企業では、毎日罵声を浴びせ、やる気を促していますが、結果、悲しい出来事になってしまい、ニュースなどで報道されます。

自分がそうやって成長してきたからといって、部下に同じことを求めるのは違います。

高度経済長期の今と、現在ではまったく考え方が違います。

唯一変わらないのは学校教育でしょうか?・・これは、皮肉を込めています(笑)

しかし部下が期待に応えることで、業績が上がるのは間違いありません。

そのことを上司は態度や言動で示すことが大切です。

お酒を飲みに行くなどは今の若者は嫌がるので、有給休暇を取得させるとかは効果が高いと思います。

なかなか有給を出しにくい会社もありますからね。

ちなみに私は承認欲求を捨てたので、19時には必ず帰社し、有給も家族のために使用します。

その分、仕事は人の1.5倍はやりますよ。

 

将来を明確にし【ピグマリオン効果】を役立てる

部下に期待をかけてモチベーションを上げることにお金はかかりません。

まさに、無料で会社の業績を上げるチャンスです。

罵倒や叱責をするよりも、褒めるほうが、結果モチベーションも上がりますし、明るい職場になると思います。

しかし、怒る時には明確に怒ることも大切です。

褒めすぎて、現状に甘えてしまってはいけませんからね。

中には、怒る専門のような人もいますが・・過去の学生時代や家庭にいろいろ問題があるんでしょうね。自分のストレスを部下に当ててスッキリさせる、、最悪の上司です(笑)

5年前までの私は、会社のために新しい仕事に積極的に取り組んでいました。

しかし、実際にはこれは単に【承認欲求】が強くなっているだけでした。

これでは、会社への依存度があがり、ラットレースからは抜け出せないことに気付きました。

現在の会社はどこも人手不足です。

そして会社は社員に辞めてもらっては困ります。

しかし、【楽】をさせる気もありません。

2020年には【同一労働同一賃金】が始まり、会社の負担が増加します。

働き方改革では会社の負担ばかりが増加するので、終身雇用を守る意義がなくなります。

今後は上場企業では45歳以上のリストラが始まると思われます。

いずれ中小企業でもその波は訪れ、会社員は「解雇されにくい」と保護された時代も終わりをつげると思います。

自分が、将来どうなりたいかを一度よく考えてみてください。

副業の種を植えたとしても、花が咲くまでには半年~1年はかかります。

行動するなら今しかありませんよ。

そして、将来自分の事業をもったときに会社や上司の苦労が分かるはずです。

その時のために【ピグマリオン効果】は覚えておいてください。

当然、子育てにも役立ちますしね。

それではGlory Days!

 

 

 

 

 

ABOUT ME
のぶさん
元社畜。(同)G-DAYSの代表→コインランドリー+賃貸不動産、NOB建築設計の代表→一級建築士、LUNAテントの共同代表→ハーブテント温活事業、事務通い+ファミリーキャンプ+メンタル向上のため禅(瞑想)にどハマり中。株・ビットコインも始めた42歳。新しく始めることに年齢は関係ない。現状維持は衰退だ!