設計/DIY

畳の処分が終わったら床の水平を確認【重要】③下地となる根太を配置して断熱のためスタイロフォームを埋め込む

毎日のお勤めお疲れ様です。

購入した物件の再生ですが、今度は内部改修に取り掛かります!

不動産投資の検索から購入までの流れを解説!①物件検索をし利回りを理解しよう!

和室から洋室への改修するには

①和室の改修費・DIY材料費の確認
②必要工具の確認・畳の撤去
③床下地組・スタイロ敷き
④合板張り・クッションフロア張り

今回は③床下地組・スタイロ敷きについてポイントを解説します。

この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴4年ほど。

現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、アパート経営、築古戸建再生事業、サロン事業を経営しています。

本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。

あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。

材料を準備して床の水平を確認し下地組(根太)を配置する

まずは、床に水平器を置いて、床が傾いていないかざっくり全体を確認しましょう。縦や横などいろいろな角度に置いてみて確認します。

床の傾きの基準として

〇新築の家なら「3/1,000以内」 角度表記:0.17度以内

〇中古住宅なら「6/1,000以内」 角度表記:0.34度以内

上記の数値が、家の傾きの許容範囲とされています。

「3/1,000」とは、1,000ミリ(1メートル)につき3ミリ傾いている状態のことです。

👆内側の線と線の中心に気泡があれば水平であり、外側の線(赤線)の端に気泡が接したときは1/100勾配(1分勾配)を示しています。

外側の線(写真の赤線部)まで気泡がいってしまうと10/1,000勾配=1,000ミリ(1メートル)につき10ミリのためOUTです。

悪くても外側と内側の線の間以内には気泡が納まるように注意しましょう。

(注)水平器は角度を測るものではないので、確実な傾斜などを確認したい場合にはレーザー水準器やスマホアプリの機能を使って確認するようにしてください。

 

おおよその勾配を確認したところで根太を割り付けていきます。

以前、作図した図面を基に根太を配置していきます。

基本的に根太は303mmピッチごとに配置します。

合板サイズは910☓1,820のため割り切れるピッチで根太を配置します。

たまに455mmピッチで配置している方がいますが、長い目で見ると合板がたわむ原因になりますので、やめておいたほうがよいです。

ポイント】

根太と合板を配置するにあたり注意点としては

根太は既設床や根太同士のスキマ5.0mm程度あける

合板は既設床や合板同士のスキマ1.0mm程度あける

ことが大切です。

要は既設床や木材同士を引っ付けて配置してしまうと、踏んだ際に木材同士が擦れてしまい「ギシッ」っといった「音鳴り」の原因となります。

図面では1.0mmや5.0mmといった精度で描いていますが、実際には木材の切り方などによって全然スキマができてしまいます。

特に初心者の方はそれほどこだわらないようにご注意ください。

プロレベルに仕上がるわけないのでこだわるだけ時間の無駄です。(笑)

すきまが大きい場合にはパテ処理などで対応できます。

また、クッションフロアも厚みがしっかりあるので、多少のスキマは問題ありません。

それでは早速、図面通りに根太の割り付けを床にマークしていきます。

👇 長い距離は墨壺を利用して直線を引きます。

根太の割り付けをしっかり考えておくと、あとはその通りに墨壺でマークして、根太を並べるだけなので作業が簡単です。

残材も少なくなりますので有効です。

普通はCADで図面を書くのは難しいですから、手書きでもよいので、根太のピッチと必要な長さを計算するとよいと思います。

一度経験すれば慣れて意外と簡単です。

【ポイント】

根太を配置してみると、根太同士で段差ができてしまうことがあります。

これは部分的に既設の床が盛り上がっていたり、既設床の取り合い部が段差になっていたりするのが原因となります。

段差がひどい場合には、薄べニア(厚み2.5mmか4.0mm)を根太幅(35mm)にカットして、根太の下に敷いて高さを調整します。

👆これは段差がひどい例です。端部が15mm程度も下げっていたので、合板+べニア板をカットして調整しています。ここまでひどい場合には上に立った状態で傾いているのが分かります。

水平器は縦・横など様々な角度であてて、水平を確認するようにしてください。

縦側の一方を上げすぎると横側の勾配がおかしくなったりしますので、そのあたりは完璧な水平をとるのは難しいので勾配の基準に収まる程度で調整することが大切です。

👆既設の敷居と床との段差にも気を付ける必要があります。

床を調整しすぎて、敷居より床が高くなると躓くもとになります。

基本的には敷居より下で床が納まるように根太の高さなどで調整しましょう。

この下地の高さ調整が一番重要なので、手を抜かずに対応しましょう。

根太を並べて、高さの調整も終わったら、根太をビス65mmで固定していきます。

根太は直交する既設根太と固定できるように、交差部にビスを打ち込みます。

ビスの固定ピッチも既設根太のピッチと同程度か300mm程度で固定していきます。

断熱のために隙間のスタイロフォームをカットして配置する

根太の配置が完了したら、隙間にスタイロフォームを埋めていきます。

スタイロフォームはカッターで簡単に切断できますので、根太の間隔を測りそのサイズになるように切るだけです。

短辺方向(910mm)を利用してカットするほうが切りやすいです。

隙間があいた場合には、なるべく隙間がなくなるように小さくカットして埋めてください。

最後のほうは、なるべく残材がでないように、細かくカットしたものでも構いませんので、埋めていってください。

以上で③床下地組・スタイロ敷きの解説を終わります。

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それではGlory Days!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
のぶさん
元社畜。(同)G-DAYSの代表→コインランドリー+賃貸不動産、NOB建築設計の代表→一級建築士、LUNAテントの共同代表→ハーブテント温活事業、事務通い+ファミリーキャンプ+メンタル向上のため禅(瞑想)にどハマり中。株・ビットコインも始めた42歳。新しく始めることに年齢は関係ない。現状維持は衰退だ!