副業解禁なんて世間では騒がれていますが、
■何からしたらいいのか?
■どうしたらいいのか?
■とりあえず無料セミナーでも行ってみようかな?
と悩まれている方も多いはず。
”第一歩を踏み出したい”
そんなサラリーマンの方こそ読むべき書籍を紹介したいと思います。
それは【金持ち父さん貧乏父さん】です。
私も副業を始めようと勉強する中でこの本に出会い、衝撃を受けました。
この書籍は表層だけ理解しようとしたのでは難しいです。
学校では教えてくれない資本主義社会の仕組みを知るために大変重要で深い内容のため、各6つの教えについて実体験をもとに深堀りしたいと思います。
この一冊を理解することで、他の高額なセミナーなど参加せずとも自己啓発のバイブルになると思います。
第一の教え:金持ちはお金のためには働かない |
第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ |
第三の教え:自分のビジネスを持つ |
第四の教え:会社を作って節税する |
第五の教え:金持ちはお金を作り出す |
第六の教え:お金のためではなく学ぶために働く |
今回は第一の教え:金持ちはお金のためには働かないについて深堀します。
ポイントは下記の4つです。
■「お金のために働く」ことが悪い原因は【欲望】である
■お金さえあれば自分の抱えている問題は解決するという考えは「幻想」である
■ラットレース(働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態)から抜け出すため「環境」を変える
■”あなたの年収は、もっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である”ことを知る
この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴5年。
現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、アパート経営、築古戸建再生事業、サロン事業を経営しています。
本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。
あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。
「金持ち父さん」「貧乏父さん」の定義を知る
「金持ち父さん」が話す言葉は、
金がないことこそが悪の根源だ。
どうしたらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか。
一生懸命勉強しろ!そうすればいい会社を買うことができる。
この家(自宅)は負債だ。持ち家が自分たちにとって最大の投資だという人は大きな問題がある。
「貧乏父さん」が話す言葉は、
金への執着は悪の根源だ。
それを買うためのお金はない。
一生懸命勉強しろ!そうすればいい会社に入ることができる。
この家(自宅)は私たちにとって最大の投資であり、最大の資産だ。
この対照的な二つの考え方の違いを理解することが大変重要です。
学校では教えてくれない資本主義社会の仕組みを知り、第一歩を踏み出しましょう。
第一の教え:金持ちはお金のために働かない
えっ・・・逆じゃないの?・・と普通は思いませんか?
会社の社長こそお金にがめつくお金のために働いている印象を受けます。
しかし著者曰く
中流以下の人たちは「お金のために働く」教育を受けている
お金持ちは「自分のためにお金を働かせる」教育を受けている
というのです。
なんとなく腑に落ちました。
たしかに学校教育の授業は「お金を稼ぐために働く」方法を学びます。
それもそのはず。学校の先生もサラリーマンです。社長や事業主ましてや投資家ではありません。
学校から給料をもらい働いているのです。
義務教育とはそもそも戦後の復興のさいに工場作業員などのサラリーマンを育成するための教育なのです。
「人からお金の貸し借りをしてはいけません」
「団体行動を乱してはいけません」
「良い成績をとって良い会社に就職しましょう」
一つのことに突出した個性より団体行動がとれる平均的な生徒の方が好まれます。
「みんなが当たり前のようにそうしてきたから」と何の疑問も持たずに、
学生生活からいきなりお金を稼ぐことが必要となる社会に放り出されることになるのです。
ちなみに、あなたの周りに【お金持ち】の知り合いはいますか?
【お金持ち】と言われる富裕層以上は日本の人口約1億2000万人の割合からしてごく一部です。
⇧定義にある中流以下とは、”マス層”と呼ばれ、金融資産3,000万円以下をさし、日本の人口の80%程度が該当します。
このマス層の中にいる状態では、「お金持ちにはどうしてお金があるのか?」気づけなくて当然です。
中流以下と言葉にして言われると、いい気分はしませんが、これが現実社会の階級で定義されていることを理解しましょう。
そのうえで、「今のままでいいのか?」それとも「今より何か少しでも成長するために新しいことに挑戦したいのか?」を自分に問いかけましょう。
「お金のために働く」ことが悪い原因は【欲望】である
じゃあ単純にお金を稼ぐ思考法に変えればいいのかというとそうではありません。
著者は
金持ちになっても問題は解決しない
とも言っています。
要は、お金が多く入っても
■「洋服」「車」「アクセサリー」そして「家」など、人が持っていないような新しい物が欲しくなる。
■「旅行」「趣味」など楽しい事や面白い事にお金を使ってしまう。
それを【欲望】と呼びます。
心当たりがないですか?
■友達や同僚に自慢して優越感を味わうことに喜びを感じてしまう。
■もっと喜びを手にいれるためにお金を使ってしまう。
■もっとお金がほしいという【欲望】に支配されてしまう。
しかしお金がもたらしてくれる喜びは「短期的」であり長続きはしないのです。
当然、毎月の給料にも限界がありますし、ましてや働き方改革の現在では、残業時間の制限などの規制もできました。
定時に上がって副業のため肉体労働しようにも体力の限界があります。
それで体を壊して本業に迷惑がかかるのでは本末転倒になってしまいます。
つまり、いくらサラリーマン収入で高額な給料を稼いだところで、
お金さえあれば自分の抱えている問題は解決するという考えは「幻想」であり、
根本的なお金の問題は解決しないということです。
そこを理解することが重要です。
年金問題など将来への悩みや不安から逃げるために、癒しに対して即効性のある”お金”を消費しているだけではないか?・・・と自問自答してみましょう。
人からの意見や忠告ではなく、あくまで自分の頭でそして脳でしっかり考え理解しないと、あなたの”欲望”はあなたの思考を奪いにきます。
変わりたいと口にはしても、人と違う行動をすることや変化に恐怖や不安を覚え、安定した日常が一番という過去の経験や教育から逃れられません。
私もその恐怖や不安そして「欲望」から逃れるため、色々な本を読んだりして1年はかかりました。葛藤の日々だったのを思い出します。
ラットレースから抜け出すために、環境を変えることが大切
著者の言葉で頻繁に
ラットレース
というキーワードがでてきます。
働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態である。その様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されています。
まさに「欲望」にかられたサラリーマンですよね。
朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う。
また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う。
回りも同じような生活をしているため、このラットレースが当たり前となり、いつしか安定が安心となるため、抜け出すことができなくなります。
たとえ給料が増えても、生活水準が上がり支出が増えるだけでは結局サイクルは変わりません。
お金がない”恐怖”と、お金が増えることによって生まれる”欲望”。
それから逃げるために、何も考えずに仕事をし続けるのではなく、頭を使ってお金を生み出すことが必要なのです。
ここまで読んでいただき
■もうこれ以上、お金の為だけに働くのは嫌だ!
■生活をするためだけに働くのは嫌だ!
■面倒な上司と無理して働くのは嫌だ!
と思われるのであれば
「お金を働かせる」方法を学ばなければなりません。
とはいえ、いきなりお金を働かせることは無理なので、できることから実践してみましょう。
そのために一番重要なことは「環境」を変えることです。
その中で今すぐ実行できる方法があります。
付き合う人を変える
友達や同僚と酒を飲みながら会社の愚痴や不満を言い合っていませんか?
“あなたの年収は、もっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である”
あなたの一番身近な5人が自分に影響して、自分の思考や行動、さらには人生までも決めてしまうということなのです。
今はSNSの時代です。いくらでも人と出会うチャンスがあります。
セミナーに参加してみるのでもよいかもしれません。
今の自分の環境と違う人と出会い、話を聞くことで違う世界、価値感を知ることになります。
「こういう考え方もあるのか」
「こういう選択肢もあるのか」
と視野が広がり、思考がガラッと変わります。
経験したことのない人が話す善意のある無能なアドバイスほど悪なものはありません。
経験者のアドバイスを聞き、成功者の真似をすることが一番の成功への近道となります。
■当たり前の日常に疑問を持つ
■何事においても自問自答をする
■自分で解決できる術を見つける
以上ができれば、どんな問題も問題ではなくなります。
まずは環境を変えてみましょう。
それではGlory Days!