あなたは会社や部署の中で①~③のどれに当たりますか?
①よく働いている
②普通に働いている
③怠けている
自己判断で構いません。
どうですかね?
これは【働きアリの法則】によって全体が必ず
①よく働いている =2割
②普通に働いている=6割
③怠けている =2割
に必ず分けられます。
ここで注意しないといけないことは2:6:2に必ず分かれるということです。
上位の2割の社員で組織を構成しても必ずその中で2:6:2となってしまいます。
要は、組織にとって
2割の【怠ける社員】は必ず必要な人材
であるということです。
せっかくの【よく働く社員】を【怠ける社員】に落としてしまわぬように、注意しましょう。
ちなみに私は【怠ける社員】ですが、具体的には【よく働き隙見て怠けるのが上手な社員】です。(笑)
今回は組織で働くうえで重要な【働きアリの法則】について深堀りします。
この記事を書いている私は、副業しながらのサラリーマン歴5年ほど。
現役副業サラリーマン(一級建築士)として働く傍ら、法人を設立しコインランドリー事業、アパート経営、築古戸建再生事業、サロン事業を経営しています。
本業プラスアルファの副業を始めることで、将来的に“福”業に変わることを夢見て、恥ずかしげもなく実体験を伝えていきたいと思います。
あなたのお悩みに“ネコノテ”お貸しします。
【2:6:2】の割合は【働きアリの法則】の大原則である
働きアリの法則とは、先程述べたように
①よく働いている =2割
②普通に働いている=6割
③怠けている =2割
に分けられます。
これは、組織で働く以上ほぼ必ず起きる現象です。
職場をみれば、
🔷2割の【よく働く社員】は仕事を頑張ります。
上司が構うことなく、一人で仕事をこなすことが出来る優秀な社員です。
🔷6割の【普通の社員】は、割合としては一番多いです。
そつなく作業をこなす感じですね。可もなく不可もなく。
🔷2割の【怠ける社員】は目につくと気になることが多いです。
迷惑がかかったり、もめ事を起こさないように注意が必要です。
リーダー(社長)は全体を俯瞰して、
■効率が悪くなっているところ
■問題が起きそうなところ
を察知することが重要です。
2割の【怠ける社員】は必要な人材であることを知る
2:6:2の使い方としては
2割の【よく働く社員】は、優秀なのでこれは問題ありません。
6割の【普通の社員】は、この6割でグループを組ませましょう。
そうすると、その6割の中でまた2:6:2に分かれます。
おのずと2割は【よく働く社員】になり、リーダーシップを自然に発揮するようになります。
2割の【怠ける社員】は、そのままできる範囲で仕事を頑張ってもらいます。
ここで注意しないといけないことは
【怠ける社員】を切ればいいのか?というとそれではダメです。
なぜかというと、
2割の【怠ける社員】を削減して残りの8割で仕事をこなそうとすると
残りの8割がまた2:6:2に分かれてしまいます。
この2:6:2の法則からは逃れられないと考えたほうがいいです。
要はこの2割の【怠ける社員】は必ず必要な人材であるということを知るべきです。
2割の【よく働く社員】だけで組織を構成してもダメ
では、逆に利用方法を探りたいと思います。
会社の部署から2割の【よく働く社員】だけを集めてチームを作ったとします。
すると【対抗意識】が生まれ、足を引っ張りあい、失敗することが多いようです。
失敗を恐れ、その後は一人一人の力が発揮されなくなります。
それは、誰かが必ず2割の【怠ける社員】に落ちてしまうという現実です。
せっかくの【よく働く社員】を【怠ける社員】に落としてしまうのは、会社にとっては損失です。
やはり、人には得意、不得意があるように、お互いが補いあえるバランスが大切です。
それぞれが得意分野を生かせる環境づくり重要です。
得意分野の効率は、一般的に不得意分野に比べて3~5倍も効率が高いと言われています。
つまり、【個の力】ではなく、組織としての【総合力】が大切です。
であれば、この2割の【怠ける社員】を切り捨てるのではなく、
いかに底上げする方法を考えるのが得策と思います。
本来は【怠けている】わけではなく、
■遅いからといって仕事ができる人が仕事を取っていたり
■上司の主観で、はなからできないと決めつけていたり
していませんか?
上司は効率のため【よく働く社員】には多くの仕事を任せたくなります。
すると、承認欲求が働きおのずと【よく働く社員】に成長します。
短期的には効果があると思いますが、社員もバカではありません。
出世競争に勝ち抜くためなら、我慢もできると思いますが、
同じ給料で自分だけ仕事量が多く、忙しいことに気付きます。
また、【よく働く社員】が体調を崩した場合、代わりに【怠ける社員】がフォローしてくれかもしれません。
【怠ける社員】だからと、切り捨てずに、成長を見守ることが大切です。
そうすることで常に一定の仕事の処理はできます。
全体のバランスを重視するほうが結果、組織としては長続きすると思います。
【パレートの法則】はいろいろな商売で活かされている
【働きアリの法則】と同じく【パレートの法則】は、大きく【8割の働くアリ】と【2割の働かないアリ】に区別します。
商売をこの法則で例えると
🔷売り上げの8割は、2割の顧客で占める
🔷売り上げの8割は、2割の商品で占める
🔷クレームの8割は、2割のお客が占める
🔷人口の8割は、2割の国に集中している
🔷税金の8割は、2割の国民が負担している
🔷SNSなどのアクセスの8割は、2割に集中する。
🔷仕事の成果の8割は、費やした時間の内の2割から生み出される。
売り上げを伸ばすには上位2割に力をいれるほうが効果的です。
私はサラリーマンとして仕事は人よりこなし、会社の売り上げに貢献しています!
・・が、2割の【怠ける社員】だと思います。
だって、残業もしませんし、気が乗らない会社の行事にも参加しないので(笑)
今はSNSに注力することの方が重要ですしね。
嫌なものは「NO」と言える【日本男児】です。
周囲に流されることはしません。
しかし、会社としては必要な人材であるのです(`・ω・´)(キリッ)
つまり【よく働き隙見て怠けるのが上手な社員】です。
希少種なので会社は大切に取り扱いましょう(笑)
それではGlory Days!
自分の能力を把握しないと、昇進することで無能化する【ピーターの法則】 | ネコノテ主人の資本工場
【ピーターの法則】今の役職がその人にとっての限界点なら、昇進してもその役職に適応できず、無能化してしまう。【創造的無能】を取り繕うことも大切。対策①能力が付くまで、昇進させない。対策②昇進させず昇給や賞与という形で対処。対策③「無能」となった場合、降格させる。人材の適材適所の配置は組織の命運を左右する。